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Mr.Tの出張レポート
2006年2月台湾・タイ出張レポート

2月12日から16日までティラポーンさん(誰だそれは)の故郷タイとチェンさん(だから誰だそれは)の故郷台湾に行ってまいりました。
タイと台湾どちらも好きなところでございます。
今回は何でも喰ってやろうの旅でございまして、前日から断食をしての出発でございます。

2月12日  本日は日曜日でございます。ここのところの出張といえば、日曜出発だったり、日曜帰りだったり、何かと土日が絡んでまいります。「ちったー休ませろ」と心の中で毒突きつつ、素直に出張する私でございました。
 さて、本日は台北経由バンコク行きでございます。色気もそっけもないチャイナドレスもどきを御着用の空中服務員(中華航空ですので中国語風に)と御一緒でございます。何とかなりませんでしょうかこの制服、シンガポール航空とまではいかなくても、もうちょっと工夫があってもよろしいのではないかと思うのでございますが。いやいや男の視点でございます。大変失礼致しました。
 機内食といえば、お約束のお魚かお肉でございまして、コレステロールを気にするお年頃のワタクシといたしましては、お魚!といきたいところでございましたが、なぜかお肉を頼んでしまいました。ついでにビールも頼んでしまいました(2本)。ワインも。赤と白。エイエイ!いーじゃないか!今日は日曜でい。
 一時期機内食のナイフとフォークがテロ防止のためプラスティック(プラッチックではございません。関東人でございますので。いえいえ関西人をばかにしているわけでは決してございませんので、ハイ)になっておりましたが、さすが食通をうならす台湾、全てステンレススチールでございました。別に料理の味は変わりませんが。
 早くも、しこうき(江戸っ子風)は台北の蒋介石国際空港に着陸いたしまして、しこうき(江戸っ風、しつこい)の乗換えでございます。常磐線の北千住駅の乗換えとはわけが違います。乗り遅れたらどうしようといつもドキドキいたします。
 さあ、バンコクに向け出発でございます。当たり前ではございますが空中服務員(この言葉気に入っております)の制服は変わりません。同じ航空会社ですので。暑いところに向かっているんですから、もうちょっと薄着になられても……。またまた男の視点で申し訳ございません。
 機内食2食目でございます。今回はお魚を選びました。ビールもワインも飲みませんでした。バンコクでボスが待ち構えておりますので。「アルコールよ、早くさめてくれ。」 あー顔が赤い。でも今日は日曜日だ。

 何やかやと取り乱しておりますうちに、バンコク到着でございます。さすが南国でございまして、じわーと汗が流れてまいります。シャラポワさんの汗はとてもすがすがしい汗でございますが、小生(ここから一人称は小生に変わります)の汗は少々粘り気がございます。どうせ中年でございますから。
 空港で両替を致しまして、バーツ札をポケットにねじ込みます。気分はチャールズブロンソン(古い!すごく)でございます。穴を掘って脱走したりは致しませんが。 タクシーに乗ってホテルに到着いたしましたところ、ボスは既に部屋でくつろいでおりました。顔は赤いか? いや赤くない。大丈夫大丈夫。小生少々気が小さくございます。飲酒の件は御内聞にてお願い致します。
 さて、ホテルに着くや否やボスが晩飯に行こうと言い出したのでございます。お気付きのこととは存じますが、短時間に2色を食べておりまして(お酒のことは内緒です)、「こちとら全然腹が減ってないんじゃい」的な状態でございましたので、丁重に、いえ、お断りすると角が立ちますので、時間をずらしていただきました。
 今宵の晩餐は当地で御活躍(多分)の二人の日本人と御一緒でございます。お二人とも埼玉出身であることが判明致しまして、小生を含め3人で埼玉県人会を結成いたしました。今後の活動に御期待くださいませ。
 肝心のお食事でございますが、タイに来ても中華でございます。中華航空で来たからではございませんで、単にボスの好みでございます。訪れました店は餃子が有名な店でございまして、水餃子、焼き餃子いずれもおいしく頂戴致しました。ボスの名誉のためにこれだけは申し上げておかなければなりませんが、いただきましたのは餃子だけではございませんで、いろいろな料理に舌鼓を打った次第でございます。(ボスへ:ちゃんと書いときました)ビールは地元クロスターでございます。当地ではビールに氷を入れて飲む習慣がございます。ビールのアルコール度数が通常のものよりも少々高めのためか意外といける味でございました。
 不思議なものでございまして、現地で地元のビールを飲みますととても美味しく感じられるのでございますが、同じビールを日本で飲むとあまり美味しく感じられない場合がよくございます。決してまずいというのではございませんが。アルコールもちゃんと入ってますので。
 これで満腹になった御一同でございまして、いよいよ夜の街に繰り出すわけでございますが、ここから後は次回の御報告でございます。