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Mr.Tの出張レポート
2006年2月台湾・タイ出張レポート その2

2月12日  出張報告第一弾から間が開いてしまいました。楽しみに待っててくださった皆さん(いるのかそんな人が)、本当にごめんなさい。小生も人並みに働いておりまして、忙しいんです3月は。決算で。猫の手も借りたいくらい。まあ借りても背中を掻くくらいしか出来ないんですけど。安めぐみちゃんの手でしたら、いろいろ使い道があるんですが....失礼しました。
 そうそうバンコクの夜でございます。バンコクは不夜城でございまして、毎晩がお祭り騒ぎでございます。
 先ずはパッポン通り、もはや御案内の方々も数多いらっしゃることと存じますが、有名な屋台街でございます。全長100mちょっと、幅20m位の通りに屋台が5列にも6列にもなって通りを埋め尽くしまして、これはこれで圧巻でございます。ヴィトンによく似たバッグや、ロレックスによく似た時計なんかが沢山売っております。安めぐみちゃんによく似た娘はおりません。ひやかすだけでも面白うございまして、買う気はなくてもついつい足が向かってしまいます。

  
だんな、何をお探しで?
  
別に何を探してるってわけでもないんだが。(急に偉そうになったりしまして)
  
あっ、だんな、流石にお目が高い。この万年筆、いいでしょ。モンブラン。
  
そんじょそこらじゃ手に入りまへんで。
  (いえいえ、モンブランによく似た万年筆でございまして。)
  
ちなみにいくら?これ。
  
安くしまっせ(なぜか関西弁)。1000バーツ。
  
1000バーツ!高い高い、だめだめ。
  
高い?だってだんなモンブランでっせ。
  (モンブランによく似た万年筆でございます。)
  ここで店を離れようとすると、やおら腕なんかをつかみまして、
  
なんぼにしたら買うてくれますの?

こんな会話がそこかしこで交わされております。
 ただ、通りの両サイドにはゴーゴーバーなんぞがございまして、かわいいお子様の教育には、少々難ありでございます。ゴーゴーバー(昭和の響き!)と申しますのは、ステージの上でかわいいかわいいお姐さんたちが踊っているお店でございまして、いえ、小生詳しいことは存じ上げません。

 その次はタニヤ通りでございます。
パッポンから2ブロックほど離れた通りでございますが、こちらは日本人ビジネスマン向け(別にビジネスマンでなくてもいいんでございますが)のクラブ街でございます。クラブと申しましても今時のクラブーではなくクラブでございまして、お父さんたちのオアシスでございます。パラダイスともいいます。ハイ。通りにございますお店は、「赤いグラス」やら「やすらぎ」やら「有馬温泉」やら日本語ばかりでございまして、客引きのお兄ちゃんもオネエチャンも一通りの日本語をお話しになります。小生の英語なんぞは足元にも及ばないのでございまして、「どうすんのよ!俺」などとオダギリジョー的に悩みつつ歩いておりますが、楽しければまあいいかと、そんな悩みはすぐに忘てしまうのでございます。
 私たちおじさん軍団もタニヤ通りに繰り出したわけでございます。
(愛する妻へ)ボスに無理やり連れてかれました。私は決して行きたかったのではありません。無理やりなんです。本当です。信じてください。サラリーマンは嬉し~ではなく、厳し~。
 とあるお店に入りましてございます。大勢のお姉さま方が待ち構えております。


  
あたしジェニファー。
  
あっそう。タイ人なのにジェニファー?
  
お父さんアメリカ人、お母さんアフリカ人。
  
う・・。
  
えへへへ。
  
う・・。
  
うっそピョーン。

タイ人がうそピョーン言うな。日本人だってもう言わねえっつうの。
こんなお店でございます。
小生特に好きというほどではございませんが、女性を嫌いではございませんので(回りくどい)、しこたまお酒をのみました。朝まで浴びるほど飲んでいたい。という心持でございましたが、ふと気がつくとボスの顔から笑顔が消えておりまして、「明日早いからもう帰るぞ。」(そうです明朝は4時起きでございます)ビームや「これ以上飲むと高くなるんだよ。もうボトルもカラじゃないか。こんなに飲みやがって。」フラッシュが出ておりました。
ハイ、本日はこれにてお開きとなったのでございます。サラリーマンはつらい。

 明日からはいよいよ本番、お仕事でございます。
真面目にレポートいたしますので、引き続きお読み下さいますよう、おん願い奉ります。